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コールセンターKPI一覧|重要14指標の算出方法・目安とKPIツリーの作り方
26/7/13
コールセンターKPI・効率化
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コールセンターKPI一覧|重要14指標の算出方法・目安とKPIツリーの作り方
リード文
コールセンターのKPIとして何を測ればよいかを整理しようとすると、指標の数が多く、何が重要で何が補助的な指標かの判断が難しいと感じる担当者は多くいます。また、個別の指標は知っていても、それらがどう連動しているかを体系的に把握できていない場合、改善施策の打ち方が一方的になりがちです。
コールセンターのKPIは、KPIツリーとして体系化することで、各指標の役割と相互関係を理解したうえで、改善の優先順位を正確に判断できるようになります。
本記事では、コールセンターの重要14指標の算出方法・目安と、KPIツリーの作り方を解説します。
コールセンターKPIの全体像
コールセンターのKPIは、大きく「顧客体験」「業務効率」「品質」「コスト」の4カテゴリーに分類できます。この4カテゴリーを軸にKPIツリーを構成することで、各指標がどのカテゴリーに属し、何を改善するために測定するのかが明確になります。
一般的に、顧客体験のKPIが最終目標指標(KGI)となり、業務効率・品質・コストのKPIが手段指標(KPI)として機能します。
顧客体験KPI(①CSAT②NPS③CES)
①CSAT(顧客満足度スコア)は対応後アンケートで測定し、85%以上を目安とすることが多いです。②NPS(ネットプロモータースコア)は、推奨者比率から批判者比率を引いた値で、業界ベンチマークは業種によって異なります。
③CES(顧客努力指数)は、顧客が問題解決のためにどれだけ労力をかけたかを測定します。低努力で解決できるサポートほど、リテンション率が高い傾向があります。
業務効率KPI(④応答率⑤放棄呼率⑥AHT⑦ACW)
④応答率は、入電数に対して応答できた割合。⑤放棄呼率は、応答前に顧客が切った割合で、3〜5%以下が一般的な目標値です。⑥AHT(平均処理時間)は応対時間+後処理時間で、業種・業務内容によって大きく異なります。
⑦ACW(後処理時間)はAHTの構成要素で、応対後の記録・処理にかかる時間です。ACWを短縮することでAHT改善につながりますが、記録の質が下がらないよう注意が必要です。
品質KPI(⑧FCR⑨QAスコア⑩エスカレーション率)
⑧FCR(一次解決率)は初回問い合わせで解決できた割合で、70〜80%が目安とされることが多いです。FCRの向上はCSATの向上と密接に連動します。⑨QAスコアは応対品質の定期モニタリングによる評価値で、評価基準の統一が重要です。
⑩エスカレーション率は、上位担当者や他部署への転送が発生した割合です。高すぎる場合は、オペレーターのスキル不足やマニュアルの不備が原因として考えられます。
コストKPI(⑪CPH⑫稼働率⑬占有率⑭欠勤率)
⑪CPH(1時間あたりコスト)はセンター運営の費用対効果を測る指標です。⑫稼働率は、シフト時間のうちオペレーターが実際に応対または待機していた割合で、85〜90%が目安とされます。
⑬占有率(オキュパンシー)は、稼働時間のうち実際に応対していた割合で、80〜85%以上になると担当者の疲弊リスクが高まります。⑭欠勤率は、計画シフトに対する実際の欠勤率で、離職率とともに組織の健全性を測る指標です。
KPIツリーの作り方
KPIツリーは、最終目標(例:CSAT向上)を頂点に置き、それを実現するための手段指標(FCR・AHT・QAスコアなど)を第二層に、さらにその手段を実現するための活動指標(エスカレーション率・ACWなど)を第三層に展開する形で構成します。
ツリーを作ることで、「CSATが下がっているのはFCRが低いためか、それともAHTを短縮しすぎて品質が落ちたためか」というように、指標間の因果関係を辿りながら根本原因を特定できるようになります。
まとめ:14指標をKPIツリーで体系化し、因果関係で改善する
コールセンターの重要14指標をKPIツリーとして体系化することで、個別指標の改善だけでなく、指標間の因果関係を理解しながら根本原因に対処する改善活動が可能になります。まず自社で最も重要な目標指標を定め、それを頂点にKPIツリーを構成することから始めましょう。
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