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カスタマーサポートのKPI設計|設定すべき指標一覧と目標設定・運用のポイント

26/7/13

カスタマーサクセス/サポート立ち上げ

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カスタマーサポートのKPI設計|設定すべき指標一覧と目標設定・運用のポイント


リード文

カスタマーサポートのKPIを設計しようとすると、「どの指標を設定すべきか」「目標値はどう決めるか」「数が多すぎて何を重視すべきか分からない」という壁にぶつかる担当者は多くいます。KPIを闇雲に増やしても、現場の混乱を招くだけで改善につながりません。


カスタマーサポートのKPIは、顧客満足(CX)・効率性・品質の3つの観点から体系的に設計することで、相互の関係性を理解しながら改善活動を進められます。


本記事では、カスタマーサポートで設定すべきKPI一覧と目標設定・運用のポイントを解説します。


KPI設計の3つの観点

カスタマーサポートのKPIは、①顧客満足(CX)を測る指標、②効率性を測る指標、③品質を測る指標の3軸で整理すると、各指標の意味と相互関係が理解しやすくなります。

この3軸を意識せずにKPIを並べると、「応対時間を短くした結果、顧客満足度が下がった」というトレードオフに気づかず、一方的な改善施策を打ち続けるリスクがあります。


顧客満足系KPI

CSAT(顧客満足度スコア)は、対応後のアンケートで顧客に「今回のサポートに満足しましたか」と問い、5段階評価などで測定します。直接的な顧客体験を数値化できる最も基本的な指標です。

NPS(ネットプロモータースコア)は、「このサービスを知人に勧めますか」を0〜10点で問い、推奨者と批判者の差から計算します。サポート単体ではなくサービス全体への評価を反映するため、長期的なロイヤルティの指標として活用されます。


効率性KPI

AHT(平均処理時間)は、応対時間と後処理時間の合計で、1件あたりの処理にかかる時間を示します。AHTを短縮することで同じ人員でより多くの問い合わせに対応できますが、短縮を追いすぎると品質低下につながるため、品質指標とセットで管理することが重要です。

応答率(または放棄呼率)は、入電に対して応答できた割合を示します。サービスレベル(一定時間内に応答できた割合)とともに、センターの処理能力を測る基本指標です。


品質KPI

FCR(一次解決率)は、初回の問い合わせで解決できた割合で、顧客に再問い合わせの手間をかけないという品質の核心指標です。FCRが高いほど顧客満足度が上がり、再問い合わせによる業務量増加も防げます。

QAスコア(品質評価スコア)は、モニタリングを通じて応対品質を定期的に評価する指標です。評価基準を明確に定義し、複数の評価者が一貫した基準で評価できるよう標準化することが重要です。


目標値の設定方法

目標値は、現状値から「どこまで改善を目指すか」を設定します。業界標準の参考値(例:FCR 70〜80%、CSAT 85%以上など)は参考にしつつも、自社の課題と現状に合わせて段階的な目標を設定することが現実的です。

最初から高い目標を設定しすぎると、現場が疲弊して逆効果になるため、まず現状比10〜15%の改善を3ヶ月単位で目指し、達成したら次のステップに進む段階的アプローチが有効です。


KPIの運用と改善サイクル

設定したKPIは、週次または月次でレビューし、目標との乖離が発生した場合に原因を分析して改善施策を打つサイクルを回すことが重要です。KPIを設定しただけで改善活動につなげなければ、数値を眺めるだけになってしまいます。

また、複数のKPIを同時に追う場合は、優先順位を決めて「今期はFCR改善を最優先」というフォーカスを持つことで、改善活動のリソースが分散せず、成果につながりやすくなります。


まとめ:KPIは3軸で体系化し、優先順位を持って運用する

カスタマーサポートのKPIは、顧客満足・効率性・品質の3軸で体系的に設計し、相互のトレードオフを意識しながら運用することが重要です。目標値は段階的に設定し、週次・月次の改善サイクルと組み合わせることで、継続的な成果につながります。


Kb&X合同会社に相談できること

Kb&X合同会社では、KPI設計から改善サイクルの構築まで、カスタマーサポートの仕組み化を支援しています。


「何を測ればいいか分からない」という段階からご相談ください。


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