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失敗しないSaaS選定の10ポイント|中堅企業のための実践チェックリスト

26/7/13

RFP・SaaS選定

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失敗しないSaaS選定の10ポイント|中堅企業のための実践チェックリスト


リード文

SaaSを選定する際、機能比較だけに終始してしまい、導入後に「現場が使わない」「業務フローに合わなかった」という問題が発生するケースは非常に多く見られます。中堅企業にとって、SaaSの選定ミスは費用の無駄だけでなく、担当者の疲弊と現場の混乱を招く大きなリスクです。


失敗しないSaaS選定には、製品の機能を比較する前に、自社の課題・業務フロー・利用者像を明確にし、選定の軸を定めることが必要です。


本記事では、中堅企業が失敗しないSaaS選定のための10のポイントを実践チェックリスト形式で解説します。


ポイント①〜③:選定前の準備

①解決したい課題を具体的に定義する。「業務を効率化したい」という抽象的な目的ではなく、「月次報告の集計に毎月10時間かかっており、これを2時間以内にしたい」という形で、数値と対象業務を特定します。

②現状の業務フローを可視化する。SaaSを入れることで業務フローがどう変わるかを事前に設計しておかないと、導入後に「ここはツールが対応していない」という問題が頻発します。

③利用者像を明確にする。誰が、どのデバイスで、どのくらいの頻度で使うかを整理することで、UIの使いやすさや対応デバイスの要件が明確になります。


ポイント④〜⑥:要件定義と比較軸

④機能要件と非機能要件を分けて定義する。機能要件は「〇〇ができること」、非機能要件はセキュリティ基準、データ保管場所、稼働率保証などを、優先度(必須・あると良い)とともに整理します。

⑤既存システムとの連携可能性を確認する。他のSaaSや基幹システムとのAPI連携の可否を確認しないと、導入後に手動でのデータ移行が恒常化するリスクがあります。

⑥トータルコストで比較する。月額利用料だけでなく、初期設定費用、ユーザー追加費用、サポート費用、将来のプランアップ費用を含めた3年間のトータルコストで比較することが重要です。


ポイント⑦〜⑨:試験運用と定着設計

⑦フリートライアルで実際に使う。実際の業務データを使って試験運用し、現場担当者の率直な評価を集めます。機能が揃っていても現場が「使いにくい」と感じれば定着しません。

⑧導入時の移行計画を確認する。既存データの移行方法、移行にかかる期間・コスト、移行中の業務継続方法を事前に確認します。

⑨運用ルールと担当者を決める。「誰が入力し、誰が承認し、誰が管理するか」という運用ルールを導入前に決めておくことが、定着の成否を左右します。


ポイント⑩:ベンダーのサポート体制

⑩ベンダーのカスタマーサクセス体制を確認する。導入後のサポート窓口の対応速度、充実度、日本語対応の有無、定期的なオンボーディング支援の有無は、定着率に大きな影響を与えます。

特に、問い合わせがメール対応のみで回答まで数日かかるベンダーでは、現場が困ったときにすぐ解決できず、ツール離れが起きやすくなります。


チェックリストの使い方

上記10のポイントをチェックリストとして活用する際は、比較対象のSaaSごとに評価表を作成し、同条件で評価することが公平な比較の前提です。重み付け(必須要件・評価要件)を設定しておくと、評価がより客観的になります。

選定チームには、業務の実担当者・IT担当者・意思決定者の3者が含まれることで、機能面・技術面・予算面の評価が偏らず、バランスの取れた選定ができます。


選定後の準備

SaaS選定が完了したら、導入前に社内への周知と教育計画を立てることが重要です。突然ツールが変わると現場の混乱を招くため、事前に変更の背景・期待する効果・運用ルールを丁寧に伝えることで、現場の協力を得やすくなります。

また、導入後3〜6ヶ月時点での利用状況レビューを計画に組み込んでおくことで、形骸化の兆候を早期に発見して対処できます。


まとめ:SaaS選定は「機能比較の前」の準備が成否を決める

失敗しないSaaS選定のためには、製品比較を始める前に、課題の定義・業務フローの可視化・利用者像の明確化を行い、要件を整理してから比較に臨むことが重要です。10のチェックポイントを活用し、複数の視点から評価することで、現場に定着するSaaSを選べます。


Kb&X合同会社に相談できること

Kb&X合同会社では、SaaS選定の要件定義から比較評価、導入後の定着支援まで一貫してサポートしています。


「どのSaaSを選べばよいか迷っている」という段階からご相談ください。


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